AppleはWi-Fi接続プロトコルWPA2の重大なセキュリティホールの対応を各OSのベータ版で行ったと発表した。
開発者とパブリックベータユーザ向けのiOS 11.1, tvOS 11.1, macOS High Sierra 10.13.1, watchOS 4.1のベータ版でWPA2のセキュリティホールの対応を行っている。

WPA2のセキュリティホールは研究者のMathy Vanhoefが公表した。この脆弱性はルータ、スマートフォン、PCなどWi-Fiを利用している全ての機器に影響を与える。攻撃方法はKRACKと呼ばれる方法でWPA2の脆弱性を突いてネットワークの内容を盗み読みクレジットカードデータ、パスワードなど殆どの情報を盗み出す事ができる。
この脆弱性に対応した各OSは他の非対応の機器に接続してもKRACKを防げる様になっている。

ソース:MacRumors