ストレージの空きが無くなって来ると処理速度が遅くなったりダウンロードが出来なくなる。iOS 11では空き容量を増やす設定は機能が組込まれている。以下は幾つかの方法である。
未使用のアプリを削除:iOS 11が自動的に未使用のアプリを削除するがアプリのデータは維持する。アプリを再インストールすれば保存されているアプリのデータを用いて削除前の状態で実行できる。この機能はiOS 11インストール時はオフになっているので、設定->iTunes&Appストアでオンにできる。
ストレージ管理:容量を削減する設定として
- iCloud Photoライブラリーで自動にPhotoライブラリをiCouldにアップロードしデバイスから削除できる
- Photoライブラリから削除したフォトは”最近削除”のアルバムに残っているがオプションで一括削除できる
- 1年以上経った送受信したiMessageと添付データを自動削除するオプション設定ができる
- ビデオデータが一覧でき、それらを削除できるオプション設定
- iMessageと添付データをiCloudにアップロードでき、デバイスから削除できる
イメージデータの新フォーマット:イメージデータフォーマットのJPEGは20年以上にわたってウェブの実質標準であったが、Appleは新たにHEIFフォーマットを採用した。このフォーマットにより同じ品質でJPEGの半分の容量で保存できる。iOS 11ではHEIFが標準になるが、JPEGが必要な場合はHEIFからJPEGに変換できる。
iCloudのストレージ容量:iCloudの無料ストレージ容量は5GBであるが、iOS 11のファミリー共有設定により5GB X 人数の容量が使用でき、料金んを払って容量を追加する必要がない。
ソース:Cult of Mac