iOSのアップデートは数ギガのサイズで複数のiPhoneやiPadを持っていると何回もダウンロードする必要がある。macOS High Sierra 10.13のContent Cachingの機能を使うとダウンロードがMac上にされ何回もダウンロードせずに1回で済むようになる。
これによってインターネットの使用量を減らせ、アップデート処理も速くなる。Content CachingはiCloudドキュメント、フォトライブラリ、アプリのアップデートもキャッシュされる。

Macを自宅や会社に持っていれば他のデバイスはAppleのサーバにアクセスしないで、そのMacから取り込む事ができる。Content Caching機能をオンにするとMacとiOSデータがMacに保存される。
企業や学校で複数のiOSデバイスがある場合には有効な手段だ。

設定は簡単である。システム設定の共有を選びコンテンツキャッシングをオンにする。データの保存先はシステムディスクであるが、オプションで他のディスクを指定する事も可能になっている。
また、オプションキーを押し続けるとオプションボタンがアドバンスオプションになり対象ネットワークやユーザを設定する事ができる。

ソース:Cult of Mac