WWDCが開催されました。月曜10時からのキーノートでTim Cook, Craig Federighi, Phil Schillerから色々な製品が発表されました。今年は盛り沢山で、多くのハードウェアも発表されてDeveloper Conferenceでなく発表イベントの様です。
HomePodスピーカ:噂されていたSiriスピーカと言われた物で、Amazon EchoやGoogle Homeの競合製品です。
- Sonos社製品の様な音質の良いホームエンターテイメントスピーカ
- 室内の音量をセンスし音量調整
- Apple Musicの曲が聞ける
- Siriでコントロール。タッチスクリーンは無し
- HomeKitで他のApple製品や他者製品と統合
- 価格は349ドル、US, イギリス、オーストラリアで12月から発売で他国は翌年から。
iMac:iMacがアップデートされた。また新たにiMac Proが追加された。
- Kaby Lake CPU採用
- 改善したレトナディスプレイ
- 倍のメモリー
- USB-Cコネクタ
- VR機能もサポートする高性能グラフィックチップ
- iMap Proは5Kディスプレイ、8コアXeon CPU採用、4TBまでのSSD, 128GB ECCメモリーなどプロ仕様
- 21.5インチモデルが1,0099ドル、4K対応モデルが1,299ドル、iMac PROが4,999どるから
MacBooks:MacBook, MacBook Proがインテルの最新チップKaby Lakeにアップデート。
- MacBook AIrはマイナーアップデートで1.6GHzプロセッサーから1.8GHzプロセッサーにアップ
ディスプレイ解像度は変更無し - MacBookは1.2GHz Core m3プロセッサーと1.3GHz Core i5プロセッサーを採用、早いSSD
- MacBook Pro 13インチは最大3.5GHz 2コアプロセッサー、価格は1.299ドルから
- MacBook Pro 15インチは最大3.9GHz 4コアプロセッサー、全モデルRadeonのグラフィックチップ採用
iPad Pro:iPad Pro 10.5インチと12.9インチモデルが発表
- iPhone 7と同じ12メガピクセルカメラ
- USB 3.0サポート
- 10時間バッテリー
- ProMotion機能でAppleペンシルの反応向上、自動画像リフレッシュ調整、最大120Hzリフレッシュレート
- 10.5インチno64GBモデルが649ドルからの価格
MacOS:High Sierraと言う名のMacOS 10.13が発表
- パフォーマンスと安全性の向上
- ファイルシステムをHFSからiOS 10と同じAFSに変更されディスクのスペース削減、安全性向上
- Safariはサイトトラッカーやビデオの自動プレイをブロック。JavaScriptの実行速度がChromeより80%早い
- Photoアプリを作り直し、編集ツール改善でPhotoshopに似た操作感
- MetalアプリにVR機能サポート
iOS:iOS 11を発表。iOS機能拡張に加え、iPadの機能追加されている
- App Storeのデザイン変更
- コントロールセンタが1画面で表示、3Dタックで設定もアクセス可能
- Apple Payでユーザ同士の送金
- Siriは音声が自然、翻訳機能(当初:中国、フランス、ドイツ、イタリア、スペイン)。学習機能改善で予知機能改善し、全てのデバイスで共用。
- ドックがMacOSと同様になりユーザが自由にアプリを追加することができる
- カメラアプリはh.265コーデックがサポートされファイルサイズを削減、フォトの品質改善。
- ロックスクリーンとノーティフィケーションが1画面に統合
- iPadの機能としてマルチタスキング機能改善で、アプリやファイルの切り替えが容易に。MacOSと同様にシステムレベルでドラック&ドロップ機能が追加。Filesアプリでフォルダーにファイルを保存して共有可能。
watchOS:watchOS 4を発表。
- SiriのAI機能によってカレンダーや他のアプリから推測して最適な情報表示。
- NFCを持っていいるジム用機器とフィットネスデータの収集
- Musicアプリ改善で、AirPods、複数のプレイリストと同期。
tvOS:tvOS 11が発表。マイナーなアップデート。
ソース:Apple, その他のサイト