WWDCでmacOS 10.13(High Sierra)が発表されたが、アップグレードするに当たって注意すべき事が2点ある。


1つは32ビットアプリがサポートされなくなる。但しAppストアでは2018年6月からOS自体は2019年秋以降とAppleは発表しているので、High Seirraでは考え無くて良いと思う。インストールされているアプリが64/32ビットなのかは、メニューのこのマックについてをクリックしてシステム情報->ソフトウェア->アプリケーションを表示するとアプリケーション一覧の右側に64ビットのYes/Noが表示されるので判断できる。
2つ目はファイルシステムがHFS+からAPFSに変更される。iOS, tvOS, watchOSでは既にAPFSに変更されている。APFSでは、スナップショット、クローン、登録ファイル数増、システム異常時のメタデータの保全など多くの機能がサポートされる。High Seirraをインストール時にHFS+形式で書かれているデータをAPFSに自動変換されるので変換エラーが起きた場合に元の状態に戻す事は出来無くなるので、バックアップを必ず取る必要がある。インストール時にmacOSがインストールされているパーティションは自動で変換され、他のパーティションはオプションになっている。また後でディスクユーティリティでディスクやパーティション毎にAPFSに変換できる。

ソース:PetaPixel