AppleはmacOS Serverからネットワークサービス機能を削除廃止することを決定した。
サポートドキュメントには、macOS Serverではネットワーク上のコンピュータ、デバイス、ストレージを管理する機能に焦点を当てると説明されている。
2018年春にアップデートされるmacOS Serverは複数のネットワークの機能が廃止され、インストールされない。既に廃止対象のサービスが動作している場合は継続して使用できる様にするが、初期導入は出来なくなる。廃止対象となるサービスは
- Calender:カレンダーとコンタクトサーバー、DavMail, Radicale
- Contacts:カレンダーとコンタクトサーバー、DavMail, Citadel
- DHP:Kea, Dnsmasq, FreeRADIUS
- DNS:BIND, Unbound, KnotDNS
- Mai:KeioConnect, dovecot/Pstfix, Courier
- Message:ejabbend. Openfire, Prosody
- Netinstall:NetSUS, BSDPy
- VPN:OpenVPN, SoftEtherVPN, Tcpcrypt
- Websites:Apache HTTP Server, Nginx, Lighttpd
- Wiki:MediaWiki, PmWiki, xWiki
などが候補として挙がっている。
Appleは2010年にXserverの販売停止後にネットワークサーバーは重要で無くなった。Mac ProやMac MiniではSnow Leopard Serverを提供しているが、今後廃止するとも言っている。
現在、Mac App Storeでは約20どるでサーバアプリが売られている。
Macのみでネットワークを構築しているユーザには痛い話である。考えらる代替案は、他社製のサーバ機能を導入する方法である。WindowsやLinuxマシンを購入してでネットワークサービスを立ち上げるには、それなりの知識が必要になる。
ソース:Cult of Mac