WWDC 2017でAppleはSiriスピーカのHomePodを発表したが、製品の可能性やテクノロジーに関して多くは語らなかった。しかしUS特許庁からAppl3が2016年1月に申請した“Loudspeaker Equalizer”パテントが木曜日に公表された。HomePodの置かれた位置から最適な音響を自動調整する”smart awareness”と呼ぶ内容が記されている。
HomePodの構成はA8プロセッサー、マイクロフォン X 6, ツイータスピーカ X 7, 4インチのサブウーハースピーカになっている。

 

一般のワイアレススピーカはスピーカの置かれている環境に関係無く設定された音量で音を出すので、壁の近くに置くとウーファーの音が壁に当たって反響音が大きくなってしまう。HomePadではスピーカの変位や内部外部の音圧、6つのマイクロフォンで取集したデータからイコライザーやフィルターで音響を調整する。この機能は常に動作してダイナミックに調整を行う。

実物はまだお目見えしてないのでHomePodがどれほどの物か、Siri機能はどうなのかは現時点では分からない。製品が販売されるのが楽しみです。

ソース:iDrop