OperaがOpera Rebornプロジェクトで刷新されたので、ぜひ試しに使ってみては如何でしょうか。最新バージョンNoは45.0.2552.812でMac, Windows, Linuxに 対応しており、こちらからプラットフォーム別にダウンロードできます。
新Operaの特徴は
- GUIがゼロから作り直され、非常に見栄えが良くなった
- サイドバーからFacebook Messenger, What App, 履歴などショートカットで表示できる。
- 広告ブロックが組み込まれた
- VPNを無料で利用できる
- バッテリー節減モードが設定可能
- ラップトップのバッテリー消費がFirefox, Chromeなどの半分以下
ここでの説明はmacOS上で使用した場合です。Operaを起動すると
が初期画面として表示される。Amazonなど表示されるが編集で削除したり、+ボタンで好きなサイトを追加する事ができる。もちろん設定で前回クローズしたときのページ表示にもする事ができる。
- GUIはOperaのメニュー、ウィンドウなど色々表示してみると他のメジャーなブラウザーと同様な見栄えが良くなっている。タブに関してはURLのツールバーの上に表示されるレイアウトである。この場合、ウィンドウをマウスでドラッグする時のカーソルの位置がウィンドウ全体にタブが表示されていると幅が狭く難しい。
- サイドバーは表示設定で表示の切替ができ、表示させるとウィンドウの左端にかFacebook Messenger, What App, 履歴などショートカットが表示できる。表示する項目もサイドバーで右クリックか設定のページで変更できる。
- 広告ブロックはOperaに組み込まれていて、拡張モジュールなどをインストールする必要は無く設定で要否やURL入力フィールドの右側にブロックのアイコンが表示されてるのでクリックするとブロックの内容とブロック要否の変更ができる。
- VPNを無料で利用できる。設定でオンにするとOperaが自動的に最適なVPNサーバを選ぶ、またURL入力フィールドの左側にアイコンが表示されるので、クリックすると一覧が表示されるので明示的にサーバを選ぶ事ができる。現在、日本にはサーバは存在しない。VPNを経由してネットをアクセスする場合は自分のIPアドレスでは無くVPNサーバのIPアドレスがアクセスの要求元となり安全性が高まる。
- バッテリー節減モードが設定可能で、ラップトップからアクセスする場合にこの設定をする事でバッテリーの消費を抑えられる。この設定をし無くともOperaのバッテリー消費は非常にするない。Safariでの消費はFirefoxなどに比べ半分近く少ないがOperaもSafari並みである。
ブラウザーはアクセスしたサイトの履歴を保存してアクセスを効率化しているが大量に保存されると効果が薄れる。そこで履歴の削除機能があるが、Safariの履歴削除はCookieも含め全ての履歴を消してしまうのでアクセスするサイトによってはCookieの情報が無いので、サイド入力する必要がある。OperaはFirefoxなどと同様に履歴削除の対象データを指定できるので便利である。
Operaの現バージョンではツールバーのカストマイズができない。またサイトによってはページは問題無く表示するが、あるサイトからの受信待ちでアクセス中の状態が継続する事がある。この場合はCPUを消費するので、アクセスを中断(Xをクリック)する必要がある。この様な問題も順次解決されていくと思います。