iPhone 8は今日発売、iPhone Xは11月発売であるが購入する上で知っておくべき点がある。

バッテリー
AppleはA11 BionicプロセッサーはiPhoneが動作してない時はiPhone 7に比べて70%効率が良いと言ってるが、iPhoneの仕様を見るとバッテリーの駆動時間がiPhone 7と同等になっている。これはiPhone 8, 8 PlusのバッテリーサイズがiPhone 7より小さくなっているからである。iPhone 8のバッテリーは1,821 mAhでiPhone 7より7%小さく、8 Plusは2,675 mAhで7 Plusより8%小さく今までのPlusシリーズで最小である。
iPhone 6はヘッドフォンジャックが付いていても1,810 mAhと2,900 mAhの容量があるにも関わらずiPhone 8は容量が小さくなっている。iPhone Xに関してはまだ発表されてない。因みに、Galaxy S8は5.8インチディスプレイでジャックが付いていても3,000 mAhの容量がある。

明るさ
iPhone XはOLEDを採用しているが明るさは他のOLEDベースのスマートフォンに比べ大きく劣っている。仕様を見ると最大625 cd/m2の明るさでLCDベースのiPhone 8と同じになっている。Galaxy 8は倍の1,200の明るさである。OLEDは直射日光が当たるとLCDより見ずらくなるにもかかわらずXの明るさは8と同じである。

T-Mobile 5G LTE
T-Mobileは既にUSでExtended LTE(600 mHzの5G LTE)を展開しているがiPhone 8, X共にサポートしてない。5G LTEが広く展開されるには時間がかかるがiPhone 8, Xを長く使う場合には5G LTEが利用できない。Appleは2018年のiPhoneではサポートされるだろう。
日本では5G LTE(現LTEに比べ高速、ビルの谷間などでも電波が届きやすい)はテスト段階だ。

ソース:Forbes