IntelのCPUで発見された設計の欠陥によるセキュリティの脆弱問題は15年前から全てのCPUで存在していた。その問題の修正によってプロセッサー能力の30%が使われてしまうと心配されている。Appleでは問題の一部は12月6日にリリースされたmacOS 10.13.2で既に対応しており、さらなる修正をmacOS 10.13.3で行われる。
Appleの非公式の複数の情報では、カーネルメモリーをアクセスするのを防ぐ機能の一部を既にmacOS 10.13.2に適用していると話している。
開発者のAlex Ionescuは”Double Map”と呼ばれるコードで問題の修正を行っているのを確認したと言っている。10.13.3でさらなる修正が加えられるが、どの様にや完全に修正されるかに関してはコメントしなかった。
Appleinsiderでは2017 MacBook Proで10.13.1と10.13.2でスピードのテストを行ったが目立ったスピードの違いは見られなかった。
Intelはこの問題をファームウェアでは修正する事が出来ず、OSの修正でカバーする必要がある。
ソース:Appleinsider